株式会社 い組
代表取締役
藤川義雄
弊社い組は、株式会社ベータソフト 精神科診療支援システム「Alpha」の正規構築支援企業です。また、精神科専門のITに立脚した業務改善支援企業です。
1999年にカルテの電子化が認可されてから10年以上が経過し、電子カルテも第3世代に突入しました。地域連携を前提とした各医療機関の機能分化が進む中、電子カルテシステムについても病院機能にあわせた多様化が求められています。
そうした中、弊社は5疾病5事業として医療計画に組み込まれ、大きな変化を求められている精神科医療に着目し、そうした変化に対応するための業務改革をご支援する精神科専門のプロ集団を目指すことを決意致しました。
某コンピューターメーカーにて17年に渡って医療情報システムに携わってきた私が見てきた従来の電子カルテの構築作業とは、稼働させることのみを目的とした業者中心のはめ込み型導入手法でした。このことは一見、病院職員の作業負担を抑えることができると思われてきました。しかし、その実態は、投資側である病院の当事者意識を生み出さないうえに、既存運用や医療現場について熟知しないシステム業者が創り出した電子運用やマスタによって極めて使いづらいシステムを出現させ、大きな不満を生み出す結果となっております。
そもそも電子カルテに対する投資は、経営トップの描く経営戦略に基づいて判断されるものであり、漠然とした目的で決定されるべきではありません。なぜなら、電子化の大きな効果のひとつは、変化させる目的と期待すべき効果を踏まえた大規模な組織改革と業務改革が実践されることである と考えるからです。
であるゆえに、電子カルテ構築支援業者は、その素養として専門性の高い業務コンサル能力を兼ね備えることが求められます。弊社は、単なる電子 ツールの導入業者という枠を超え、精神科市場シェア No1である「Alpha」をキープロダクトとした新たな電子運用の構築作業を通して、より具体的且つ効果的な業務改革のご提案をさせていただきます。そのことによって、院内全体に質の高いブレストに繋げ、稼働後も継続的に業務改善を実行できる組織作りに貢献したいと考えております。
システムは生き物です。稼働後も変化し続けなければなりません。従って病院ご自身の手によって確実にハンドリングできることが重要です。私たちい組は、電子カルテを旧来のベンダー管理型のものからユーザー管理型にシフトさせ、適切なシステム資産運用に繋げられる構築作業を目指して自ら能力を研鑽して参りますので、是非ともご期待ください。